2007年5月30日(水) 【課題曲】 高校を卒業して少し経ったある日、テレビで綾戸智絵という人に出会った。力強くて優しくて深くてハスキーな歌声に、私は一瞬にして虜になった。即効、CDをレンタルした。 この人の歌を歌いたい。 どうしても歌いたい。 だけど私は英語なんて読めないし話せないし、成績はいつも2だった。 歌詞カードを見ながら歌を聴いていても、一向に歌える気配を感じなかった。 彼女は、槇原敬之の『どんなときも』という曲をカバーしている。歌詞を英語に変えて、曲調も雰囲気も完全に変えてカバーしている。その歌をどうしても歌いたかった。 歌いたくて仕方なかった。 その日から私は、何かにとりつかれたかのように、その曲だけを延々と聴いた。耳に入る英語を、聞こえるままノートに書き綴っていった。他人から見れば意味も分からない片仮名が、ズラッと並んでいるだけのゴミ同然の文章。だけど、私にとっては大事な歌詞カードになった。 英語なんて全然駄目な私が、いつしか英語ペラペラで歌えるようになっていた。 数日後、私と同じやり方で韓国語を勉強している綾戸智絵をテレビで見た。 なんか、嬉しかった。 [▽追記] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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