2007年9月29日(土) 【父、解禁】 このホームページで日記を書き始めてからもう八ヶ月以上経つけど、まだ一度も登場していない家族がいる。 『父』です。 私の父は、映画『菊次郎の夏』でビートたけしが演じた菊次郎に似ている。 家族旅行中に競馬に行くような人だ。 私の父は、映画『血と骨』でビートたけしが演じた親父に似ている。 酒を飲んで酔っ払っては伝説を残すような人だ。 四年前、じいちゃんの葬式で、父は大勢の参列者を前に遺族を代表して挨拶をした。 左手に挨拶文を書いた紙を持ち、右手にはマイク。 私は後ろから父の姿を見ていた。 両手をプルプルと震わせ、声を少し上ずらせながら挨拶をした父。 始めは、泣いてんのかな?と思っていたけど、なんか違う。 多分緊張していたんだと思う。 家ではいつも偉そうな父が、緊張して震えていた。 じいちゃんが死んだ事よりも(じいちゃんゴメン)、震える父に泣きそうになった。 私はその血を完璧にひいている。 震え方なんかそっくりだ。 そう言えば、家族旅行中にパチンコに連れて行かれた事もあったっけ。 兄と二人で、必死になって落ちているパチンコ玉を拾ってたっけ。 母は迷惑そうな顔してたっけ。 父との思い出はまるで、武映画のようだ。 [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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