2009年10月2日(金) 【わしゃ、お前の友達かい。】 なんの面識もなく、目が合った事もすれ違った事もなく、私にその存在を1ミクロンも認めさせていない赤の他人中の他人に、 「あなたの歌を聴きたいので、サンプルとして音源をください」と言われた。 わしゃ、お前の友達かい。 私の神様なら、きっとそう言う。 絶対にそう言う。 だから私も言う。 わしゃ、お前の友達かい。 私の命の結晶は、命のお金を出して買ってもらっている。 嫌な上司に頭を下げて、偉そうな客に愛想笑いをして、眠い目をこすって、バレないようにアクビして、たまにサボっても、ほとんど頑張って稼いだお金で買ってもらっている。 それを、「サンプルとしてください」だなんて、何気分や。 この歌を売る私も、この歌を買うお客さんも、毎回一発勝負で一喜一憂している。 そんな大切な物を「サンプルとして」だなんて、一体何気分や。 君は何気分や。 ライブの企画やバンドのプロデュースをやっていて、あなたにもなんやかんやに参加してもらいたくて、その前にあなたの事が知りたいので、サンプル音源をください。 君は何気分や。 「私の歌を聴きたい人は、お金を出して私のCDを買ってくれています」と言った。 「CDを買ってほしいって事?」と言われた。 恐怖だった。 ホラーだった。 スティーブン・キングが遠くでガタガタ震えていた。 お前に聴かせる音源は無ぇ。という内容を丁寧に伝えると、「じゃあいいです。そこまでは想ってないんで。」と言われ、最後に「頑張ってください」と罵倒され、電話を切られた。 赤の他人中の他人は、平気で考えられない事をする。 平気で考えられない事を口走る。 ストレスはハンパないけど、それによって、私の歌いたい事はまた増える。 そう考えると、 ワクワクするよ。 [▽追記] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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