2010年4月6日(火) 【大切なもの】 夜勤には必要不可欠な「ちびまる子ちゃん」を、家に忘れた。 何か、大切な物を忘れてしまっているような気持ちのまま家を出て２分後、 「あぁっっっっ！！」 もう取りに戻る時間は無くて、凄くブルーになった。 ちびまる子無しの16時間。 しんどい以外の何者でもないです。 明日は、夜勤明けという過酷な体調の中、職場の先輩主催の合コンがある。 施設のおばあちゃん達から「あんたは結婚してないの？」「ええ人はおるろ？」「彼氏おらんの？」「早くええ人見つけなさい！」「あんまり選びよってもいかん！」など、毎日耳にタコが出来るほど言われている私を見るに見兼ねたんだろうか、ある日先輩が「ええ人紹介しちゃる」と言って来た。 私は、音楽や信念以外の世界では、自分の意見を持たない人間になったりする。 頼まれ事を断った後、変な空気になるのが嫌なので、今目の前にある「嫌」を引き受けたり、ほんとはそう思っていないのに「そうですね」とか言う。 その日もそんな感じで「エヘッ、よろしくっす」と、軽く笑った。 そんなこんなで、時の流れに身を任せている馬鹿な私をよそ目に、合コン計画は静かに始動し、着実に進行し、とうとうその時が来てしまった。 「７日にやるけん」 「そうなんですか、へぇ～」 （心の声：ライブ前やしなぁ～。どうしようぉ～。） 「来れるろ？」 「あ、多分。」 「多分じゃいかん！絶対来て！」 「あ、はい。行かせてもらいやす。」 遠足は、現地に着いてからより、バスの中の方が楽しい。 旅行は、現地に着いてからより、荷造りしている時の方が楽しい。 そんな私なので、いざ日にちが決まってしまうと、なんだかなぁ。 そんな私に、「男前が来るらしいよ」と、先輩。 「男の言う「男前」は、当てになりませんよ。」と、悪い顔を浮かべ笑いつつも、ちょっとだけ楽しみになってしまった自分がだいぶ情けない。 アハハ。 その後、「先輩とは一度一緒に酒飲みたかったし！」と、３回自分に呪文を唱えた。 [▽追記] [更新通知] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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