2011年4月14日(木) 【卒業】 この間、16歳から20歳までの4年間、私の青春と性春を捧げた初恋の彼を見かけた。気がした。 心臓が止まるほど驚いて、すぐさま彼にメールした。 帰って来てるの? 全くの人違い、俺は今東京にいるよ。 なんだ。そっか。 どうして心臓が止まりそうになったんだろう。 別れてからずっと会っていないからかな。 もう夢にも妄想にも出て来ない人なのに。 心臓が止まりそうになる筋合いなんてないのに。 何通かメールをやり取りしたけど、会いたいとか、恋しいとか、懐かしいとか、1ミリも思わなかった。 あんなに好きだったのに。 私の全てだったのに。 私が今まで作ってきた歌の「君」や「あなた」のほとんどが、彼だったのにな。 もう歌にも出て来なくなってしまった。 人の心って凄い。 彼を失った事が完全に平気になるまでだいぶ時間はかかったけど、平気になったんだもん。すごいよ。 そうやって、色んな事が平気になっていくんだろうか。 色んな事を忘れて、失って、平気になっていくんだろうか。 また新たなものに苦しんで、新たなものを手に入れるため。 だったらいいな。 4月は、彼を手に入れて、失った季節。 一生で、出来るか出来ないかの、過酷で幸せな恋だった。 もう、あなた以上の恋には出会えないと思っていたけれど、 あなた以上の人は現れないと思っていたけれど、 思いは見事にハズレてくれました。 私は、あなたを卒業します。 答辞、中川千夏。 [▽追記] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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