2011年4月15日(金) 【酒と泪とジジイと私】 居酒屋バイトにて。 ヅラ丸出しのおっさんに、「早くコップ持って来んかぁ。ビールもビールも。なにやってんだぁ。バカが。」と、思いっきり目を反らした状態で文句を言われた。 目を合わす根性もないなら文句言うなよ。 つーか、ヅラを留めてるピンが完全に見えてるぞ。 ヅラ丸出しのあんたに気を使って、ずっと気付かないフリをしてくれている周りの人達に、そろそろあんたも気を使えよ。 完成度低すぎだろ。 ビールを注文する前に、もっと注文すべき物があるだろ。 完成度の高いヅラだよ。 バカが。 あー、スッキリした。 お金を稼ぐって大変だなぁ、と、つくづく思った。 この店から一歩外へ出たら、このおっさんはただのおっさんで、私と街で擦れ違ったとしても「あぁ、こいつ終わってんなぁ。」ぐらいにしか思われない存在なのに、この店ではおっさんの方が断然偉くて、私はおっさんの文句にキレてはいけなくて。 シカトはしたけど、キレてはいけなくて。 「あの、ジジイィィ。」 下膳したお皿を洗いながら、おっさんにバレないよう、完成度の低い残念な頭を観察し続けた。 「あのおっさん、ヅラ丸出しやね」 素晴らしいタイミングで大将がボヤいた。 お陰で、私はすぐに立ち直る事が出来た。 その後、私より少し年上くらいのお兄さんに、「CD、聴いてます」と声をかけられた。 私はますます立ち直る事が出来た。 なんやかんやで面白かった。 いいもん見させてもらったよ、おっさん。 [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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