2011年6月14日(火) 【川の光のように】 橋の上で何を思いましたか。 思い残す事はいくつありましたか。 息子の顔が頭に浮かびましたか。 濁流の川はどんなでしたか。 どのくらいの量の水を飲みましたか。 川の中で、気が変わらなかったですか。 両手両足をバタバタさせてみましたか。 冷たかったですか。 温かかったですか。 何も感じなかったですか。 私は、おじさんに一度も会った事がないし、 ロクでもない父親だったという話以外は、何も知りません。 だけど、母が、一昨日の大雨で水かさが増した川沿いの道で、そんな話をしたもんだから、 なんだか悲しくなってしまって、想像してしまって、息苦しくなってしまって、 川の流れの中に、 川の光の中に、 かすかに、おじさんを見たような気がしたのです。 かすかに、目が合ったような気がしたのです。 そして私は、確かに、 今日もちゃんと在るこの生に、 安堵したのです。 [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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