2011年12月19日(月) 【ランナー】 昨日をもって、兄は劇場歌小屋の2階を辞めた。 最近、本当につくづく思う。 終わりは始まりだと。 彼氏との別れ話の途中、悲しいのにワクワクしてしまったのは、私の頭がおかしいせいもあるのかもしれないけれど、 きっと、終わりは始まりだという事実を、希望を、更なる前進を、悲しみの渦中にいながらもしっかりと感じられたからなんだろう。 兄は、59分間、不安を抱えながら歌い、 「もう時間ですよ。終わりですよ。」という照明の点滅を、 「さぁ、これからが本番ですよ。」に変え、残りの1分間を楽しそうに歌いながら、歌小屋最後のステージを終えた。 兄も、頭がおかしいせいもあるのかもしれないけれど、 多分、終わりは始まりだという事実を、希望を、さらなる前進を、残りの1分間で感じてしまったのだと思う。 私はというと、綾戸ちえの「どんなときも。(槇原敬之のどんなときも。のカバー)」を流しながら、ピアノを弾く真似をし、耳コピした英歌詞を綾戸ちえの歌声と共に歌うという、今まで部屋の中だけでやっていた一人遊びをステージの一曲目にやりました。 とてもドキドキしたし、とても楽しかった。 ひきこもりがやっと外の世界へ出られたような、そんな気分になった。 新しい事をやるのは凄く怖いし、新しい場所、新しい土地、新しいギター、 新しいと名のつくものには常に不安がつきまとう。 だけど、必ず楽しさもつきまとう。 大好きな竹原ピストルさんが言っていた。 大切なのは、走り続ける事じゃない。 走り始め続ける事だ。 終わったんじゃない、辞めたんじゃない。 走り始め続けているだけ。 お兄、歌小屋お疲れ。 なかなかの、ややこしい大人になったね。 「安心して変になれ」 東京の下北沢にいる、照れ屋なサングラスのおじさんがくれた言葉を、お兄にもあげるよ。 さて、音楽においての2011年は、この1年間は、 ピカデリー梅田のあの言葉で締めよう。 さぁ、両手を広げて、少し前屈みになって、 「ザッツオーーール!!!」 [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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