日記

2012年2月12日(日)
【この世には、ケツを出してもいい人間と、ケツを出してはいけない人間の二種類がいる。】


このライブのために、

この旅のために、

もっと上手くなるために。



演者は様々な理由や情熱で、練習やリハーサルをやる。




訓練や努力をする。






客にも必要なんじゃないか。




あんたらもやった方がいいんじゃないか。




歌を聴く姿勢の練習。




音楽を心で感じる姿勢の訓練。



と、思ってしまうくらい、夕べの客には品格のない人間が多かった。



聴衆、観衆としてのセンスのない人間が多かった。







夕べは、私の地元で遠藤ミチロウさん率いる、ノータリンズのライブがあった。




ステージに上がり、お尻を出し、それを観客に向けて振っている奴がいた。



演奏中もずっと大声で喋り続けている奴らがいた。



上の空の「イエーイ!」が終始飛び交った。






お前ら全員死んでくれと思った。




私の大事な時間を、ノータリンズの大事な時間を、こんな事で奪わないでくれと思った。




ミチロウさんは、ステージに上がったバカの尻に蹴りを入れ、マイクスタンドを蹴り飛ばした。




あんたらはバカだから、バカでどうしようもないから、



きっと、あれをパフォーマンスだと思ったんだろ。



あれを、ロックだ、パンクだと言うんだろ。




あれはれっきとした怒りなのに、



「ヒューヒュー」とか言って、茶化して逃げるんだろ。





腰抜けだから、仕方ないか。






そんな環境にも関わらず、ノータリンズの演奏は本当に素晴らしく、心を打たれ、えぐられ、打ちのめされた。







打ち上げの二次会に私も参加させてもらった。




「真剣に聴いてくれていた彼女だね」と言ってくれた。



「君と、君のお兄さんに救われた」と言ってくれた。



「真剣に聴いてくれている君と僕の真剣勝負だと思いながら歌ったりもしたよ」と言ってくれた。





私もそう思いながら聴いていたので、とても嬉しかった。






ステージは、演者の持ち時間中は演者のものだと私は思う。



誰が何と言おうが、その番を任されたその人のものだと思う。




だから、招いてもいないのに上ってくるんじゃねぇよ。



どんな思いでここまで来たと思っているんだ。





立場とか、立ち位置とか、そういう事はどうだっていい。





考えてほしいな。



もっと、真剣に。







地元に失望した昨日を連れて、今日は歌小屋ライブ。




ここは大丈夫。





ステージに上って尻を出すような、腰抜けは入れないようになっている。


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