2012年11月28日(水) 【船は行く、ポー、ポー。】 友部正人さんは、とても気が弱そうで、上品で、詩人だった。 幼い子供の事を、「まだ髪の毛の柔らかい」と表現したり、 歌声の事を、歌の波紋と言ったり。 絶対に真似をしようと思った。 真似をしたいと思った。 ライブ後は、いつもの一風堂へ。 山口県からわざわざ、兄の勇姿を見届けに来た従兄弟と兄との3人で、鼻水をすすりながらラーメンをすすった。 その後は、センチメンタルが渋滞するフェリー乗り場へ。 途中、千鳥足を超越した足取りの酔っぱらいが、私が運転する走行中の車に向かって「あぁぁぁー!」という大声を上げながら走って来たけれど、 残念ながら、間一髪のところでハンドルを切ったので、 ジジイは死なずに済んだ。 従兄弟は、再会してから離れるまで、何度も「地元に帰りたい」と言っていた。 最後の最後、「またね」と手を振り合う直前まで言っていた。 さっきの、死に損ないの酔っぱらいジジイからしたら、 多分、私達の髪の毛は、ついこの間まで柔らかかっただろう。 もうこんな歳だけど、まだこんな歳だから、 千鳥足ではなく、軽快に、明日へ歩いて行けたらいいな。 [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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