2/3ページ目 ルナを診察して獣医さんは 旦那と私を呼びました。 『体温も下がってるし…もう心臓の動きも遅くなってます…私はもう無理なことは進めたくはありません。ルナちゃんも辛いと思います。…お母さんはどうされますか?』 『どうしよう…どうしよう』私は迷いました。 迷う私に旦那は『お願いします。』と言いました。 延命治療…。 注射の準備をする間 ルナは心臓がとまったり 微かに動いたり…私はギリギリまで迷いました。 微かにピクピクと動く…また息がとまる… 泣くことしか出来ない私… 看護士さんが注射を持ってきて 痩せ細ったルナの身体と 注射とを見た瞬間 『…いいです…もう…ルナがルナが可哀相ですから すみません』 『わかりました。…力が足りなくてすみません…』 獣医さんと奥様と看護士さんが 深く頭を下げてくれました。 私はルナをタオルで包み しっかりと胸に抱え帰りました。 車の中で何度も痙攣したり また息をとめたりしているルナに 『ルナごめんね。一月永かったよね一杯頑張ったよね。もう頑張らなくていいよ。うちに帰るよ。ルナは偉かったよ。ありがとうね。もう…おやすみしてね…寝んねだよ…』 私がルナの耳に口を付けそう話した瞬間 フーー… ひとつ大きな息をはき出し ルナは眠りました。 これがルナの最後です。 3へ続きます。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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