1/3ページ目 「…ったく、魔王様の命令だったから仕方ないにしたって、そうじゃなかったらこんな面どっちい事お断りなのヨネ」 向かって来る王国の騎士を魔法で薙ぎ払いながらマヨネーは文句を垂れた。 「…まぁそう言うな。魔王様の御力はお前も分かっているだろう?」 ソイソーがマヨネーを宥めつつ魔法によって負傷した敵を切り裂いてゆく。 「そう言っちゃそれまでなのヨネ。…魔王様のお力と、あの美貌ったら最高なのヨネ〜♡」 「…」 沈黙と同時に罵声が飛んだ。 「マヨネー、ソイソー!何をしておる!早く片付けんと魔王様のご期待に背く事になるのだぞ!」 と、言いつつビネガーは氷の防壁を張っている。 「…」 無意識に死体をビネガーの方に放った。 「おぴょぉっ」 ビネガーの叫び声にマヨネーがあら、と声を漏らした。 「ごめんなのネ!」 ソイソーがまた口を開いた。 「…目の前の敵に専念しろ。俺はムクロ共を操る」 「オッケーなのネ♡」 投げキッスをするマヨネーを無視してソイソーは神経を集中さた。 …この奇妙な関係が始まったのは、つい5年前。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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