1/4ページ目 夜。 月が空の頂点に昇っている頃。 皆が眠りにつき、宮殿の中は静まり返っていた。 そんな静寂の中、自室で書物を読み耽っていた俺はふとその手を止めた。 廊下で…微かに何かが聞こえた気がしたのだ。 人間ならば決して聞こえない程に小さな、小さな音が……。 それはだんだんと近付いてくる。 五感を研ぎ澄ます。存在が感じとれた。 しかし…人にしては気配や足音が小さすぎた。 一体、何が―― 不意に、ある影の記憶が脳裏をよぎった。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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