1/2ページ目 ゲートが開き、三人はテレポッドが置いてある広場の石畳の上に降りたった。 「わーい!やっと帰って来られた!」 マールが両手を広げて伸びをする。 「ね、クロノ、ルッカ!お城まで一緒に来てくれる?色々お世話になっちゃったし!」 「本当に?でも俺なんかが行っていいの?」 「いいって!クロノは私の恩人だもん!」 ルッカがすまなそうにマールを見る。 「ゴメンなさいね、マール。大変な目にあわせて」 そんなルッカにううん、とマールは首を振って答えた。 「スリルあってとっても楽しかったよ!ステキな友達も出来たし!」 嬉しそうにそう言うマールをみてルッカがクロノに耳打ちする。 「お城へはクロノ、あんたが送りなさいよ。ちゃーんとエスコートしてあげるのよ?」 「何言って…」 「私はゲートの出てきた原因を調べて見るわ。じゃあ、頑張ってね!」 ルッカはそう言ってニヤリと笑うと足早に広場を後にした。 「またねールッカ!」 マールはルッカが見えなくなるまで大きく手を振ると、急にクロノに向き直った。 「じゃ、お城までエスコートしてよ、クロノ!」 「ハイハイ。それじゃお城に行こうよ、お姫様」 「マールだってば!」 笑うクロノに。マールはぷう、と頬っぺたを膨らませた。 [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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